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暗号通貨トレード2016年3月開始。無駄な長時間労働から卒業しましょう。

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マイニングという仕事

世界中の企業が、途方もない規模のコンピュータを用意して、時価総額約8兆円のビットコインの採掘競争を繰り広げている。その王座にあるのが、全世界のビットコインの1/4をたった1社で掘り起こしている、中国のビットメイン社だ。

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北京大学の学生だったころから、私は人間の作ってきた貨幣システムに興味をもち、その歴史を学んでいました。人類は、これまでさまざまな「カタチ」のお金を生みだしてきたのです。
私が初めてビットコインと出会った時、強く魅了されたのは、それが古来からあるお金の性質と、デジタル時代のまったく新しい性質の、両方を兼ね備えていたからです。
まずビットコインはどこかの国や政府が発行している訳ではない、プライベートなお金である点では、古来の通貨によく似ています。
一方で、テクノロジーの進化によって、初めて国や金融機関を必要としない「非中央集権的」な存在となった点では、新しいお金とも言えます。
しかもその安全性は数学的な仕組みに裏打ちされており、一国の政府が勝手に発行量を増やして、インフレを引き起こすようなこともありません。

 

ビットコインに備わった、「新」と「旧」の2つの性質。これはきっと、歴史を変えるような存在になるだろうという直感があり、もっと深く知りたいと思うようになりました。
私がビットコインを知ったのは2011年です。多くの知人にその可能性を熱く語ったのですが、誰も信じてくれませんでしたね。
「なに言っているのこいつ?」みたいな。たぶん、あの頃にビットコインを信じていた人は、全人口の1%もいなかったんじゃないかな。
それでも、ビットコインについて語り合う場所がありました。オンライン上のメーリングリストや集いには、同じような魅力を感じた人たちが寄り集まっていたのです。
インターネットというコミュニケーションチャネルの存在も、この古くて新しいお金の誕生を裏側で支えていたのです。

 

続きは次回。


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