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ピザ1枚26億円払った人 あれから9年


「誰かビットコイン1万枚と、ピザを交換しないか?」
2010年5月22日、仮想通貨のビットコインが誕生してから1年と数ヶ月しか経っていなかったこの日、ビットコインでリアルな商品を買うという、史上初めてのビットコイン決済がなされた。あまりにも有名な話である。

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ビットコインでピザを買おうと持ち掛けたのは、米フロリダ州に住んでいた、ハンガリー出身の20代のプログラマーだった。
最初は詐欺だと疑っていたビットコインを調べるうちに、みるみるその面白さに惹き込まれ、最後は自分で使ってみたくなったのだ。
そこで、自宅にピザ2枚(25ドル相当)を届けてくれた人に、手元にある1万BTC(ビットコイン)を送るという条件で、取引相手を募ってみた。
すると最初の一人が1万BTCを受け取る替わりに、このプログラマーの自宅の近くにあるピザ店「パパ・ジョンズ」にお金を支払って、実際にデリバリーしてくれたのだ。

それまで暗号通貨に詳しいギークたちが熱中していたビットコインは、まだリアルな世界では動いたことがない、いわゆる「実験」に過ぎなかった。
それがついに、本当に食べられるピザのために決済された。その記念すべき「ビットコイン・ピザデー」の時点で、1BTCの価値は0.2セントとして取引された。
あれから7年間が経過した、2017年5月22日の「ビットコイン・ピザデー」。
当時ピザ2枚分のために支払ったビットコイン(1万BTC)は、現在の価値にすると、日本円にして約28億円という途方もない価値を帯びるようになっていた。
これまで発行されたビットコイン全体の時価総額は、今年に入って10兆円の大台を一時突破している。
そこにはギークのみならず、新しいビジネスを生み出そうとする世界中の起業家や投資家、金融機関、さらには仮想通貨で一攫千金を狙う日本のサラリーマンまでもが、これでもかとばかりに参入している。
まさにビットコインへの熱で、世界が沸騰しているのだ。
ビットコインが「理解できない」
テレビや新聞などで連日ニュースになっているビットコインは、年初の1BTCあたり10万円強だった価格が上がりつづけ、中国政府による規制強化を受けて尚、1BTCあたり約45万円(9月10日時点)と4倍以上の水準にある。
まるで金のように希少性があり、世界中のどこでも資産として取引できる。そんな性質を持つビットコインは「デジタルゴールド」とも呼ばれている。
資産としての信頼は高まっており、一部ではリスクに備えた「有事の金買い」ではなくて、「有事のビットコイン買い」という言葉さえ聞かれるようになった。
また仮想通貨への投資によって1億円以上の財産を築いた「億り人(おくりびと)」と呼ばれる人々が、続々と生まれてきている。こうした動きが人々のビットコインへの関心を、さらに高めているのは事実だろう。
しかし、ビットコインを支えている仕組みはとても複雑で、正確に理解するのは容易ではない。

ビットコインを支える技術などを理解するのは、簡単ではない、なぜならビットコインは、「技術」「思想」「金融」「法規制」など幅広い分野にまたがっている、新しいカタチのお金だからだ。そのすべてを俯瞰できる知識を持つ人は、あまり多くはないはずだ。

 

これらを理解してこそ何故この値段が付いているが理解出来る。